看護師の生理対策として一番重要なことは、適切な生理用品の選択です。
生理用品には様々なものがありますが、月経量に合わせて生理用品のサイズを選択することが一番重要になります。
さらに、看護師は業務中に動き回ることが多いため、運動量が多くてもズレないもの、漏れないものを選ぶことも大切です。
その他に必要な生理対策は、快適な下着を身につけることです。
例えば、蒸れやすい素材は避けたほうがよく、匂いや漏れを防ぐためには適度に締め付けがある下着をつけたほうがよいなど、快適に過ごせるように対応することも重要になります。
また、お腹の冷え対策として、腹部やヒップなどをしっかりとカバーできるものを選択するとよりよいでしょう。カバー力がある下着を着用することで、生理中でもあまり気にすることなく動き回ることができるようになることもメリットの一つです。
生理痛がひどく腹痛や頭痛が気になるという人は、仕事前に鎮痛剤を服用する人もいるでしょう。
毎日ではなくても生理痛がひどい初日から3日目くらいまで使用すると、仕事中に腹痛や頭痛を感じずに集中できることも多いです。
鎮痛剤を飲むほどではなく、仕事で動き回って集中している時にはあまり生理中の不快を感じることはないという人でも、休憩時間などにちょっと腰のだるさを感じることもあるでしょう。
そのような場合には、軽くストレッチをすると効果的です。
休憩室でストレッチができないという場合には、トイレの中で腰をひねるだけでも軽いストレッチができます。
また、肩の上げ下ろしや首回しなど、血行を促進するようなストレッチをすることも生理対策としておすすめです。